WWWサーバー構築

【 LAN内にてPCのプライベートIPアドレスを固定 】

ポートフォワードで、外部からWWWポート80番を通過させる設定を行いましたが、このままでは現在存在しないプライベートIPアドレス192.168.0.100を持つPCへ誘導するように設定されています。
ここでは、ルータのWWWポート80番を通過してきたサイト閲覧者が、迷わず目的地であるサーバー機まで見に行くようにプライベートIPアドレスを固定します。
ルータの設定を他のプライベートIPアドレスに変える事も可能ですが、その場合はサーバー機のプライベートIPアドレスを変更させることも、忘れず行ってください。
【 プライベートIPアドレスの固定 】
「コントロールパネル」 -> 「ネットワークとダイヤルアップ接続」現在、インターネット接続に利用しているアイコンを右クリックし、メニューの「プロパティ」をクリックします。
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「インターネットプロトコル(TCP/IP)」を選択し、プロパティボタンをクリックします。)
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【次のIPアドレスを使う】 ・・・ にチェック。
【次のDNSサーバーのアドレスを使う】 ・・・ チェック。
【IPアドレス】 ・・・ サーバー機のプライベートIPアドレスを指定。(ここでは192.168.0.100)
【デフォルトゲートウェイ】 ・・・ ルータを指定。
【優先DNSサーバー】 ・・・ ルータを指定。
OKボタンを押し、開いている画面を全て閉じます。
これにて終了です。
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※ルータのプライベートIPアドレスが分からない時は、ルータ設定画面からの「現在の設定内容」画面でEthernet側IPアドレスを確認してください。

これでサーバー機のプライベートIPアドレスの固定が出来ました。
インターネット側からアクセスがあった場合、ルータのWWWポート80番を通過し、指定されたサーバー機のプライベートIPアドレスの192.168.0.100に行くようになりました。
この時点で、サーバーのドキュメントルートや、ユーザーディレクトリなどにTOPページ用index.htmlファイルがある場合は、既にインターネットにHTMLファイルが公開されていることになります。
自分の公開サイトをインターネットから参照する場合は、ブラウザにプロキシ設定をしURLに直接、現在使用しているグローバルIPアドレスを打ち込むと参照することが出来ます。
例 : http://123.456.789.0
現在までの説明で、既にサブドメインを取得しているので、早速Freeで提供してもらっているDDNSに自分のグローバルIPアドレスを登録しましょう。
どこのDDNSも登録してから5〜15分、反映するまでに時間が掛かりますので、登録後少し待ちましょう。
これで、サブドメイン名でのWWWサーバー公開が可能になります。