WWWサーバー構築

【 OSパフォーマンスアップ 】

ここではセキュリティ設定ではないのですが・・・どちらかと言うとWindowsTopicsです。
この設定を行うことにより、多少でもサーバーに掛かる負担を減らそうと思い掲載していますが、実際の効果の程は定かではありません・・・。
【 メモリの適正化 】
ここからは「レジストリ」を操作しますので、十分に気をつけて自己責任にて作業を行うようにしてください。
「スタートボタン」 -> 「ファイル名を指定して実行」 -> 「regedit」と入力しOKボタンをクリック。
「HKEY_LOCAL_MACHINE」 -> 「SYSTEM」 -> 「CurrentControlSet」 -> 「Control」 -> 「Session Manager」 -> 「Memory Management」を開きます。
img060
右画面から「IoPageLockLimit」をダブルクリックして開きます。
img061
画面が開いたら「10進」にチェックを付け、自分の搭載メモリに合った数値を入力します。
【64MB】 ・・・ 4096〜8192
【128MB】 ・・・ 16384〜32768
【128MB以上】 ・・・ 65536
OKボタンをして、全ての画面を閉じます。
以上の設定を行うことにより、搭載されているメモリを有効に使うことが出来ます。
img062
【 パフォーマンスの適正化 】
「コントロールパネル」 -> 「システム」 -> 「詳細タブ」 -> 「パフォーマンスオプション」ボタンをクリックします。
img063
アプリケーションの応答を「バックグラウンドサービス」にチェックを付けOKボタンを押して、全ての画面を閉じます。
img064
以上の設定を行うことにより、サービス(デーモン)として稼動するサーバー機としてのパフォーマンスアップが見込まれます。
サーバー機の場合は、クライアント機のようにアプリケーションを立ち上げて、操作すると言うことは少ないと思いますので、バックグラウンドサービスを最適化した方が、宜しいと思います。
ちなみにWindows Server系OSでは元々「バックグラウンドサービス」にチェックが付いています。
また、サーバー機1台で全てをまかなう場合は、公開サーバーを優先するか、自分で使用するPCとして優先するかで項目を選んでください。
※公開Server機とClient機とを1台で行なうのはセキュリティ上、好ましくありませんのでお勧めは致しません。