メールサーバー構築

【 セキュリティ設定|XMail 】

XMailCFGからメールサーバー(XMail)のSMTPサーバへのアクセス許可PCのIPアドレスを設定します。

SMTPサービス全体に影響があり、SMTPリレー・SMTP認証などの設定です。

ここでは主に、「どこから・誰からメールサーバー(XMail)にアクセスがあった場合、XMailはどのような処理を行なうか」の設定です。

その為、設定などを間違えてしまうと第三者から不正中継されてしまい、スパムメール発信サーバーになってしまうので、充分に注意をして設定をするように心掛けてください。

下記は、必要最低限必要と思われる設定を掲載していますが、その他項目などは実際のXMailCFG画面に表示されている但し書を理解し、必要に応じて各人で設定してください。

>> SMTPアクセス許可
■IPアドレス ■ネットマスク ■許可属性 ■優先順位
0.0.0.0 0.0.0.0 許可 1

デフォルト設定されているものをそのまま利用します。 セキュリティ向上の為、メールサーバー(XMail)とLAN内のIPアドレスを設定した場合、アカウント登録ユーザーでも外部からの送受信などの利用できなくなります。 一般的には上記設定にて利用します。
>> SMTP リレー許可
■IPアドレス ■ネットマスク
127.0.0.0
192.168.0.0
255.255.255.0
255.255.255.0

■送信者(From:)アドレスによるリレー許可
 そのままリレーする。
 リレーを拒否し、その旨を送信者に通知し、メッセージを凍結メッセージにする。
 送信者への通知は行わず、メッセージを凍結メッセージにする。
 通知を行わず、凍結メッセージも残さない(無条件削除)。
 

「そのままリレーする」にチェックし、更新ボタンをクリックします。 確認のダイアログが表示されたら「OK」を選択してください。

インターネット上でメールサーバー(XMail)を利用する場合には、必ず設定をします。 その他必要なIPアドレスがあった場合には続けてALLOWにて追加していきます。
>> CTRLアクセス許可(基本セキュリティ)
■IPアドレス ■ネットマスク ■許可属性 ■優先順位
0.0.0.0
127.0.0.0
0.0.0.0
255.255.255.0
DENY
ALLOW
1
2

デフォルトで設定されている「0.0.0.0 0.0.0.0 ALLOW 1」は削除し、上記の設定に変更します。 その他必要なIPアドレスがあった場合には続けてALLOWにて追加していきます。
>> FINGERアクセス許可
■IPアドレス ■ネットマスク ■許可属性 ■優先順位
0.0.0.0
127.0.0.0
0.0.0.0
255.255.255.0
DENY
ALLOW
1
2

デフォルトで設定されている「0.0.0.0 0.0.0.0 ALLOW 1」は削除し、上記の設定に変更します。 その他必要なIPアドレスがあった場合には続けてALLOWにて追加していきます。
>> POPアクセス許可
■IPアドレス ■ネットマスク ■許可属性 ■優先順位
0.0.0.0 0.0.0.0 ALLOW 1

デフォルト設定されているものをそのまま利用します。 セキュリティ向上の為、メールサーバー(XMail)とLAN内のIPアドレスを設定した場合、アカウント登録ユーザーでも外部からの送受信などの利用できなくなります。 一般的には上記設定にて利用します。
私自身がここの設定で疑問に思った事は、「設定するPCのIPアドレスがLAN内の物にばかりで、ダイヤルアップにてアクセスポイントを利用し、外部からのメール送受信は可能なのだろうか?」と言うことでしたが、XMailは標準でSMTP認証を行なうので、アカウント登録ユーザーは外部からの送受信が可能でした。 ここまでで「基本的なメールサーバーの設定」が、ほぼ終了しましたので次は「使用するドメイン」を登録します。 TOPページより「ドメインの管理」へ進んでください。