メールサーバー構築

【 ドメインの管理|XMail 】

img192 自分が利用しているドメインを登録します。

ここでは必要最低限に必要と思われる設定で、架空の「saru_monkey.com」にて登録例を掲載していきます。

ここに掲載されていない他項目などを設定する場合には、実際のXMailCFG画面で但し書等を確認して設定をしてください。

バーチャルドメインなどで複数のサイトを公開し、それぞれのドメインを使用している場合には、メールサーバー(XMail)を使用する各ドメインを追加していきます。

>> ドメインの追加
ドメイン名 :

メールサーバー(XMail)に追加するドメイン名を入力します。

サービス :  SMTP サービスの利用を許可
 POP サービスの利用を許可
メールボックス制限 : KB (最大100000KB)

「SMTP サービスの利用を許可」・「POP サービスの利用を許可」にはデフォルトでチェックが入っていますのでそのままにしておき、登録ドメインの利用ユーザーが最大で●●KB利用出来るようにするか数値を入力します。 ここに入力する値は利用最大量であり、後に登録するユーザー単位で最大量を変更させる事が出来ます。(ここで設定した値より増やす事は出来ません)
設定が済んだら「追加する」ボタンをクリックします。
img192img193 登録が完了するとドメインが現れるので、対象のドメイン名をクリックします。

選択したドメインに対して設定確認「現在のステータス」と、K4をインストールしている場合にはWEBメール等に対して行なう設定「管理オプション」が表示されます。

項目などを設定する場合には、実際のXMailCFG画面で但し書等を確認して設定をしてください。

これらは簡単に理解でき設定が出来るので割愛致します。

【ユーザの管理|XMail】

img194 登録したドメインでXMailCFGより管理するXMailに新規ユーザーアカウントを追加します。

ここに管理者用の「webmaster」と、一般ユーザー用の「sarukichi」を追加ユーザーアカウントとして説明を続けていきます。

さほど難しい作業ではありませんので説明する必要も無いと思いますが、ちょっとだけ説明をしておきます。

>> ユーザの追加
所属ドメイン :
ユーザ名 :
パスワード :
パスワード確認 :

サービス :  SMTP サービスの利用を許可
 POP サービスの利用を許可
メールボックス制限 : KB (最大100000KB)

「メールボックス制限」にて、登録したユーザーアカウントのメール保存使用量を設定することが出来ます。 これは登録をしたユーザーアカウントに対して個別に設定をする事が出来ます。 各設定値を入力して確定したら「追加する」ボタンをクリックします。 私はここでもう一人分のユーザー「sarukichi」を追加し、メールボックス制限を「10000KB」で登録しました。 他にも追加するユーザーがいる場合には同様に設定していきます。
img194img195 登録を行うと、ユーザー名が表示されているので各ユーザーの詳細設定は「ユーザー名」をクリックし、表示された項目にて行なう事が出来ます。

表示される項目は基本的に「ドメインの一覧」で表示される物と同じで、各ユーザーアカウントごとに設定・指定する事が出来ます。

K4をインストールしている場合にユーザーに対して使用を許可すると、WEB上から受信メールの閲覧が出来たり、送受信が可能になります。

登録を行なったユーザーの中から、管理者用のアカウントを「ドメインの管理」にて登録をしておきます。

これらは簡単に理解でき設定が出来るので割愛致します。

【不正な中継を拒否するかどうかをチェック|XMail】

これにて、メールサーバー(XMail)の設定、ドメインの設定、ユーザーアカウントの設定が終了しました。 その他の項目などはメールサーバー(XMail)を便利に使用するための項目だったりしますので、一通り目を通して必要な物は設定します。 基本的にはここまでの作業を行いルータの「25」・「110」番ポートを開けメールサーバーPCのIPアドレスにポートフォワード、DDNS提供元でMXレコードの設定をする事によって、メールの送受信が可能となります。 設定に誤りがあると第三者から不正中継されてしまうので、不正な中継を拒否するかどうかをチェックしてくれるサイトが有りますので、必ず1度チェックを行い正常に作動しているか確認します。 このような不正中継をチェックしてくれるサービスを行っている所は下記のような所があります。
abuse.net
「Address to test:」に使用ドメイン名を入力し、「Test for relay」ボタンをクリックすると、チェックが始まります。 下記は実際には作動しませんので、「abuse.net」にてチェックしてください。
Address to test:
(as host name or dotted quad)
Your e-mail address:
(leave blank for anonymous mode)
Your abuse.net password:
(see below if you don't know it)
Check this box if you're testing a server that normally receives mail for you. Create an abuse.net address
(Address valid for 24 hours only)
Click this button to start testing  ←クリック
If you are a registered abuse.net user but don't have the abuse.net password from your welcome message, enter your e-mail address above and click this button to mail yourself your password.
チェック後、最終行に、
Relay test result
All tests performed, no relays accepted.
と表示されていれば、不正な中継は拒否されています。
RBL.JP
ドメインを入力し、「Check」ボタンをクリックします。 下記は実際には作動しませんので、「RBL.JP」にてチェックしてください。
ホスト名 :
全てのチェックで問題が無い場合は最終行に青文字で「no relays accepted.」と表示されます。
これにてXMailの設定は終了です。 設定のため「Administrators権限」でApacheを作動させていた場合はここで「user権限」に戻します。 全てのメールサーバー設定と不正中継チェックが問題無く終了したら、実際に普段使用しているメーラーで「メールの送受信」が行なえるようにメールアカウントを作成し、設定を行ないます。 TOPページより「メーラーの設定」に進んでください。