【10/25】
ほとんど1ヶ月に1度の更新となってしまったこの場所だが、今月も足跡だけ残しておく。
今月の14日にApache2.0.55がリリースされ、毎度の事ではあるが主に「セキュリティ・フィックス」である。既に発見されているセキュリティのため、できるだけ早くバージョンアップを行う事をお薦めする。 新たなバージョンがリリースされると毎回思う事だが、「簡単にバージョンアップ」を行う事は出来ないのだろうかと。 実は方法があり私が知らないだけなのかも知れないが、一般公開しているサーバーにたいして「新しいのが出たからバージョンアップだ」と、直ぐには出来ないのである。 他のPCに新たなApacheをインストールしてみて、現在稼動している状態と比べ、今までの設定が全て反映されているかなど、ある程度簡単な検証を行ってからだではないと移行は出来ない。 また、移行している間はサーバーを止めるわけにはいかないので、第2WEBサーバーとも言うべきだろうか、もう1台同じ構成/設定を行い、メインサーバーをバージョンアップするまでの間、臨時で稼動させておく事となる。 これらの作業が非常に面倒である・・・が、致し方ない。 Apacheのバージョンアップに伴い「httpd.conf」の内容が多少変更されている場合があるので、この辺も全て見比べる必要がある。 変更されているようであれば現在の状況のまま維持させるには、どのような内容になるかなどを確認しないとならない。 これらの作業を一般公開しているサーバーで作業するのは、利用者にとっても迷惑である。 その為、その間、他の同内容サーバーを立ち上げておく必要性があるのだ。 以前は、せいぜい1日/500ページビューアくらいだった物の、少しずつ人が集まってくると知らぬ間に現在では13,000〜18,000ページビューア位になっているため、簡単に止める事は出来なくなってしまった。 話は、ちょっと横道にそれるが、空いているPCに先日Linux(Debian)をインストールしてみた。 元々がWindows使いだった為、デスクトップ環境もインストールした訳だが、GUI環境をインストールすると低スペックなPCでは「かなり重く」なる。 同じスペックのPCであればOSバージョンにもよるのだろうがWindows2000辺りは、比較的スムーズに動く。 GUIベースでの環境はやはり、Windowsの方がリソースなどの使い方が上手く仕上がっているのではないかと感じた。 LinuxやUnixを元々使っている人に言わせると「X Window」はインストールせずに、全てCUIにて操作を行うため、超低スペックPCでも「軽く」作動させる事は可能とのこと。 Linuxインストール後、カーネルなどをバージョンアップしたり、Apacheをバージョンアップさせたりしたが、PCの再起動など行いこともなく、全てが「稼動し続けたままバージョンアップ」が可能であり、今までWindowsOSで行ってきた苦労が嘘のようである。 但し、OSに関しては知らない事があまりにも多く、どのような設定等を行うと「穴」になってしまうかなど、ある程度把握してからではないとOSを利用できないと判断し、現在、少しずつではあるが勉強中である。 いずれLinuxを利用する事となるが、その時はこのサイトを自宅サーバーへ移行・公開し、コンテンツにもLinuxOSを使用した構築方法なども掲載できればと思っているが、現在の所、いつの話になるのかは定かではない。 |